2020年卒の就活はいつから?
経団連は、2021年春入社の新卒学生から、就活のルールである指針を廃止すると発表しました。このルールが変わることについて、学生も企業側も驚きを隠せないのが実情です。
とはいえ、2020年卒の皆さんは、従来のルールにのっとった就職活動が行われます。これまでの就活のおさらいの意味をこめ、スケジュールを確認していきましょう!
まずは3月までに下準備
3月に入ると、多くの企業がエントリやー説明会の受付をはじめます。エントリーといっても、ただの登録ではありません。すぐに実質上の採用活動がスタートしてしまうのです。
説明会からはじまり、
- エントリーシート(ES)提出
- 筆記試験・適性検査
- OB・OG訪問
…予定が目白押しです。
毎日出かけてくたくたになるなかで、受験する企業を探すのは至難の業です。また、企業のことをもっと知りたい、企業研究をしたいと思っても、時間はないかもしれません。インターンシップにさんかすることをふくめ、2月中には企業についてある程度的をしぼっておく必要があります。
本命だけしか手持ちの駒がない…とならないように
たくさんある企業の中で、「どうしてもここに入社したい!」「この企業以外は行きたいところがない!」と考え、エントリーや説明会の参加企業を絞っている人も少なくないかもしれません。けれども、就職活動のはじめにエントリー企業を限定した結果、内定や内々定が得られないということも十分に考えられます。
またなかなか内定や内々定を得られない志望者が、中堅や中小の優良企業に集中し、ライバルとの競争が激しくなるという側面も否定できません。本命の企業は企業とし、入社して働けるかもしれないと考える企業の枠を厳しくしないことも大切です。
「他に選考活動をしていない」と焦る気持ちにになることを防ぐこともできます。また、複数の企業の選考を受けておくことは本命の選考活動にプラスになることはまちがいありません。最初は興味のなかった企業にエントリーし、活動を進めていくうちに、その企業のよさがわかることも。実は第一志望になっていた…という声も少なくありません。
エントリー数が少なければ、そういったメリットを得るチャンスをも逃すことになります。常に広い視野を持ち、ニュートラルな気持ちで就活を進めることをおすすめします。